家庭果樹の管理
2月はほとんどの落葉果樹が休眠期なので、剪定の適した時期です。
具体的には、イチジク、カキ、🥝キウイ、🌰クリ、ザクロ、ジューンベリー、ナシ、ナツメ、🍇ブドウ、🍎リンゴ、キイチゴ類、グミ、スグリ、ブルーベリー、ユスラウメなどです。
また、フェイジョア、グァバなどの常緑果樹も適しています。
★鉢植えを新しく仕立てる作業も3月までが適しています。
また、フェイジョア、グァバなどの常緑果樹も適しています。
★鉢植えを新しく仕立てる作業も3月までが適しています。
見栄えをよくするために、花芽のつき方を考えながら自由にデザインして剪定します。
◆あんどん仕立ては、ツル性果樹に、ほうき仕立ては、枝が細く枝数が多い種類に用いる。
◆あんどん仕立ては、ツル性果樹に、ほうき仕立ては、枝が細く枝数が多い種類に用いる。
スタンダード仕立ては、洋風の玄関などに適しています。
ツル性の種類では、トレリスなどを使って面白いアレンジができます。
◉イチジクの杯状仕立て
2月から3月はイチジクの剪定時期です。杯状仕立ては、自然に近い形状で樹勢か強く、収穫量が多いということと、風害、凍害にも強いという長所があります。
主枝は3本にし、60センチほどの長さにきります。
★植え付け一年目は枝先を下ろすように斜めに誘引し、主枝を広げていきます。
★二年目には、1メートルほどの長さに主枝を知り返し、数多く分枝するようにします。
★三年目に全体の形を見ながら、よい杯状に仕上げます。
保護
植物に寒風があたって、枝葉の温度が外の気温より低くなると寒害を受けます。屋外なら、鉢ごと土に埋めると鉢土が乾燥しにくく、冷たくならないので根が保護されます。
◉ウメの人工受粉
ウメの受粉も2月から3月に行われます。ウメには同じ品種の花粉では受粉しにくい「白加賀」「豊後」などの品種と、花粉が豊富で自家受粉する「鶯宿」「藤五郎」などがあります。
★花粉を持たないか少ない、または自家受粉しない品種は、他の品種と混植するようにします。
★花粉を持たないか少ない、または自家受粉しない品種は、他の品種と混植するようにします。
複数植えることができない場合は、鉢植えなどで他品種を栽培し、人工受粉します。
花弁を取り除き、雄しべだけにして受粉するとやりやすい。
◉花粉の多くついた花をとり、短い枝についた花のメシベにオシベの花粉を直接つけます。
◉花粉の多くついた花をとり、短い枝についた花のメシベにオシベの花粉を直接つけます。
ひとつの花で約10個の花に受粉できます。
また、アンズ、モモ、スモモ、花ウメの花粉でも授精できます。