ムラサキシキブの実がならないのはなぜ
せん定時期の誤り、肥料の与えすぎなどが考えられます。
ムラサキシキブの花芽は春から伸びる新梢の節にできます。
その為、春以降に枝を切り戻すと花芽を落としたしまい、開花、結実は望めません。
樹形を整えるせん定は、秋から初冬にかけて行います。
ただし、強くせん定しすぎると若木に更新され、花芽のつきが悪くなります。
◆株の生長が旺盛だと花芽がつきにくい傾向があります。
特にチッ素肥料が多いと枝葉の生長に養分をとられ、花つきが悪くなります。
樹勢の強い株は肥料を控え、場合によっては根切りをして花芽の生長を促します。
ムラサキシキブは株が十分に生長してから、花芽がつくようになります。
苗木から植えてから開花までは3年はかかります。
◉別種のコムラサキは植え付けた年から開花します。