緑のお医者の徒然植物記

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月曜日, 7月 08, 2019

ムラサキシキブの実がならない No.159

ムラサキシキブの実がならないのはなぜ

せん定時期の誤り、肥料の与えすぎなどが考えられます。


ムラサキシキブの花芽は春から伸びる新梢の節にできます。

その為、春以降に枝を切り戻すと花芽を落としたしまい、開花、結実は望めません。

樹形を整えるせん定は、秋から初冬にかけて行います。

ただし、強くせん定しすぎると若木に更新され、花芽のつきが悪くなります。



◆株の生長が旺盛だと花芽がつきにくい傾向があります。


特にチッ素肥料が多いと枝葉の生長に養分をとられ、花つきが悪くなります。

樹勢の強い株は肥料を控え、場合によっては根切りをして花芽の生長を促します。

ムラサキシキブは株が十分に生長してから、花芽がつくようになります。

苗木から植えてから開花までは3年はかかります。

◉別種のコムラサキは植え付けた年から開花します。






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