サキュレントカルーの植物たち
中でもとりわけ美しい花々と多肉植物が集中しているのが、サキュレントカルーと呼ばれる砂漠植生地です。
中でもとりわけ美しい花々と多肉植物が集中しているのが、サキュレントカルーと呼ばれる砂漠植生地です。
それに対し、関西地方ではウメは2月中旬から咲き始め、サクラは4月上旬に咲きます。
なので、ウメとサクラの開花の時期は約1ヶ月半離れています。
関東地方でもウメとサクラの開花期はほぼ1ヶ月少し離れています。
ところが、青森県や秋田県、北海道など寒い地方では、ウメの花は4月下旬に咲き、ほとんど間隔を置かずに桜が咲き始めます。
北海道では5月の初旬に、ウメとサクラが一緒に咲く事からあります。
日本列島を北に行くほど、ウメとサクラの開花時期は同じ頃になってくるのです。
なぜ?そのような現象が起こるのか。
ウメもサクラも春に暖かくなると花を咲かせると言われています。
しかし、ウメとサクラが暖かさに反応して花を咲かせるという性質には実は大きな違いがあるのです。
暖かい地域と寒い地域の中間として京都を選び、ウメとサクラが咲く頃の平均気温をおおまかに比較してみると、その性質の違いが見えてきます。
ウメの花が咲き始める1月下旬の平均気温は6~9℃ですが、鹿児島、京都、北海道でほぼ同じ気温になると咲き始めます。
つまり、ウメの花は全国的にほぼ同じ気温で咲き始めるのです。
それに対し、桜の花が咲き始める3月下旬の平均気温は、鹿児島で13℃前後、京都で11~12℃、北海道では桜の花が咲き始める4月下旬の平均気温9~10℃です。
この現象には「冬の寒さ」が大きく関係しています。
サクラには「冬に厳しい寒さを感じるほど、春の暖かさに敏感に反応して開花する」と言う性質があるからです。
この事から、九州のサクラより北海道のサクラが先に咲くという現象が起きるがことがあるのです。
2月中旬までに北海道のサクラのほうが、厳しい寒さを受けているので、厳しい寒さを受けていない九州のサクラより、同じ温度に反応して早く咲くのです。
この現象は日本一早い「ソメイヨシノの開花宣言」に現れています。
普通なら九州や四国の暖かい地域から日本一早い開花宣言が発表されるはずです。
ところが東京のソメイヨシノが日本一早く開花することがあります。
それは九州や四国の暖かい地域で、冬の気温が高い事が原因です。
九州や四国では、冬の気温が高いために、ソメイヨシノは春の暖かさに敏感に反応せずに開花が遅れてしまうのです。
サクラは冬の寒さが厳しい程、花芽の目覚めが良いと言う事と、冬の寒さが厳しい程、開花期の気温が低くても花を咲かせるのです。
この事から、青森や北海道ではウメとサクラがほとんど間隔を置かずに咲くことになるのです。