呼接ぎ
穂木、台木共に根がついている状態で接ぎ木する方法で、カエデ類、ツバキなど他の方法では活着率が低下しやすいものに適応される方法です。
植木鉢等に植えられたものを穂木として利用します。
(B図)
✿高呼接ぎ
樹木の高い位置に接ぎ木する場合を特に「高呼接ぎ」と言って区別しています。
穂木、台木ともに接ぎ木する部分の枝、或いは幹の側面をA図のように削り、両方を密着させて接ぎ木用のビニールテープで結束します。
活着後、穂木は接ぎ木部の下で、台木は接ぎ木部の上で切り取ります。
穂木を枝として利用する場合は、台木の接ぎ木部の上で切り取らない。
台木の接ぎ木部の上の部分を、残すか切り取るかの選択がある。
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