カキが実をつけても落果してしまう
カキの多くは花粉を持っていないので、異品種から花粉を貰わないと正常に着果しません。
種子(タネ)があまり入らなくても一応果実は肥大しますが、種子が十分入ったものに比べると着果が劣り、生理障害を起こしやすくなります。
花粉のある禅寺丸(ぜんじまる)紅柿(べにがき)などをを植えると良いでしょう。
カキ農家では必ず混植をしています。
ヘタにつく害虫による落果(5月〜9月に発生)
カキの大害虫であるカキノヘタ厶シ(蛾)の被害も考えられます。
パダンSG水溶液1500倍液を、6月中旬と8月上旬に各1回散布します。
実の中に食入すると薬剤の効果を期待できないので、早めにオルトラン水和剤、モスピラン液剤などを散布します。
また、8月下旬の剪定は樹勢を乱す原因になるので避けましょう。
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