異議申し立てによる再点検
26日行われた再点検作業は、警察官4名、県警4名の監視の下で午前9時半から始まりました。
9日投票、開票された市長選は同数票となり、くじ引きでの決定となった。
その結果、新人の木内氏が当選したが、これに現職の石田氏による異議申し立てが行われ、選挙管理委員会は石田氏の申し立てを受理する事を決定し、本日再点検を実施する事を決定していました。
舞台に向かって中央部の佐右が点検係で、中央が検査係。
点検係は左右4名ずつで行われ、有効票を各自が1枚ずつ点検。
中央部の検査係で無効票の点検確認が行われました。
「右側点検係席」
「左側の点検係席」
有効票は10時半の時点で約半分ほどが点検されました。
同時刻に検査係で行われていた無効票(219)の集計が行われ、選挙管理委員の席に移行し、最終確認を行なった各委員が捺印
公開で行なわれた再点検は関心が高く、大勢の市民が作業を見守っていました。
会場となった体育館周辺のいくつもの駐車場は、駐車スペースがなくなって止められない車もいました。
記者席もいっぱいです。
✻写真は全て会場にて写したもの
全ての点検が終わったのは11時48分頃で、機械による数集計が終わったのが11時50分
それから選挙管理委員の最終確認作業があり、全確認が終わったのは14時35分頃
再点検の最終発表は14時42分でした。
結果は同数票(16724)で、規定によりくじ引きで当選となっていた木内氏の当選が確定しました。
なお、石田氏は県選管への申し立てを行う事が出来るが、どのような判断をするかは分かりません。
どちらにしても再点検を行なった事が良かったのかと言う疑問は残ってしまうでしょう。
負の「前例」を作ってしまったと言う事は間違いないと思います。
後記
実は会場内で朝日新聞社の取材を受けていました。
まさか新聞欄に載ることはないだろうと思っていました。
ところが翌日の新聞に簡素化されたコメントが掲載されていたようです。
落選石田氏の動向
石田氏は県選管への申し立てを検討しているようだ。
また、ある市会議員によると11月20日に市選管に申し立てがなされているものがあると言う。
その内容までは今のところわからないようだが、もし市長選挙の申し立てであるなら、疑わしいのは金権選挙である。
市会議員も分からない申し立て内容と考えるなら、金権選挙の申し立ての可能性があるのかも知れない。
その後の調べで11月20日の申し立ては同じ内容の申し立てであった事が判明しました。
10日と20日の2回申し立てを行なったと言う事です。
くじ引きのやり方も公正ではないとする訴えもしていたようです。
どちらにしても石田氏の行動によっては「泥沼化の様相」を見せる事になるだろう。
再点検の結果を受けた石田氏は再点検でも同数になった事に納得がいかない。
はっきりと白黒つけたいなどと述べ、県選管に申し立てる意向を示している。
今後の石田氏動向として県選管へ申し立てを行う模様、県選管受理か棄却、最高裁裁判闘争まで可能性がある。
木内氏の任期は12月6日から始まるため、県選管の審査が行われた場合、審査が優先されるが、その結果が木内氏の任期が始まったあとになる可能性があります。
そのため、県選管は木内氏の任期が始まる前に結果を出す可能性があります。
石田氏は県選管の審査で結果が覆る可能性があると強気を見せているようだ。






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