緑のお医者の徒然植物記

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2025/11/19

自国の憲法を無視する日本 No.798

 住民安全保障無し

保守王国·熊本で起きていること

敵基地攻撃能力を持つ長射程ミサイルが熊本市の陸上自衛隊健軍(けんぐん)駐屯地に年度内に先行配備されることが8月29日に発表され、住民からの怒りが噴出している。

その配備についての住民説明会も求めているが開催の予定もない。

小泉防衛相はその必要性を拒否している。


地域住民は、有事の際に地域が攻撃される恐れがあると訴え、長射程ミサイル配備も軍事力による抑止も絶対反対と訴えている。

健軍駐屯地は、政令市、熊本市街地の東エリア、住宅地の中心にあり、市民病院や国家公務員、県職員住宅、飲食店と道を挟んで隣接している。

駐屯地の周辺2キロメートル圏内には、保育施設が29カ所、小学校が12校、中学校が7校
、高校が8校あります。

駐屯地では敵国からのミサイル攻撃に備えて司令部の地下設備化も進められている。

熊本1区選出の木原稔官房長官は、攻撃される心配はしなくていいと言うが、それならなぜ自衛隊がけ地下壕を作るのか?

住民の安全はどこにもありません。

住民蔑ろである事は明らかです。




   「住宅街のど真ん中にある駐屯地」



健軍駐屯地は戦前の軍需工場跡地に作られました。

住民への説明は一切なにもなされていない、住民からの意見も全く聞いてもらっていないと言う状態であり、説明会を住民は求めている。

また地域住民によると、現役自衛官からも長距離ミサイル配備に加え、大軍拡による広範囲の人事異動や実戦的な訓練の増加、訓練中の事故などに対し、これからどうなるか分からず心配だとの声が漏れていると言います。

今月9日には地元商店街で集会が開かれ、配備に抗議し説明会の開催を求める県民、市民が1200人参加し、アーケードを埋め尽くしました。


初めて平和の活動に参加すると言う住民も中にはいて、平和について家族で考えることはあっても、実際に動かなければと言うところまでは行き着いた事はなかったと振り返ります。

ニュース報道で配備を知って集会に参加した住民は、生活が脅かされるということをすごく実感しましたと言います。


日本共産党の田村智子委員長は、11日の衆議院予算委員会で住民の不安に応えるよう閣僚に迫りました。

現地では「党首自ら足を運び国会議員が集会に参加してくれるとは」と感動が広がっている。

その一方で、高市首相や小泉防衛相が住民説明会の開催を拒否し、更に全国各地へのミサイル配備に言及したことに反発が強まっています。

この発言そのものが憲法違反です。

高市政権は、配備は決まった事として住民や市民、国民の声を聞く気が全くないと言う事です。

このことから国民主権が民主主義国家であるが、高市、小泉両氏が言っている事は「国民に主権はない」と言ってることに等しい。


このミサイル配備宣言は、南アジアの平和を破壊し戦争の脅威を広げる「憲法違反」の大軍拡を熊本から全国に広げていこうという危険な流れがあります。


熊本だけの問題ではありません。










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