緑のお医者の徒然植物記

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緑のお医者の徒然植物記

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2026/02/21

終戦後の政党と安保条約 No.831

 連合軍による占領下での政治の幕開け


昭和20年8月15日の太平洋戦争の終結と、連合軍による占領政治の開始とともに、保守合同の政局が幕を開けた。

終戦直後の8月、鳩山一郎氏(日本自由党)を中心とする、日本自由党の結成を皮切りに日本社会党、日本進歩党、日本協同党、日本共産党などの各政党が旗揚げし各政党は出発した。

唯一戦前から存在した政党は日本共産党だけであった、戦争を戦前から一貫して反対した政党として知られています。


現在の自民党が結党される10年間で、自衛隊が設立されることになりました。

その流れを作ったのはGHQの指令によるものでした。

1950年に朝鮮戦争が勃発した際、在日米軍が朝鮮半島へ出動し、日本国内の治安維持力が不足したため、GHQの指令により創設されたのが、自衛隊の前身組織である警察予備隊です。

その後、1954年に「保安隊」へ改組され、1954年に陸上、海上、航空の自衛隊として改編されました。

同年に旧統一教会(協会)が日本で創設された。

1951年9月8日、サンフランシスコで安保条約が締結され、吉田茂首相が署名

1952年4月28日安保条約が発効され、米軍の日本駐留を認める事となった。

終戦から10年後の1955年(昭和30)11月15日に自由民主党が結党されました。

初代(1956年)鳩山一郎内閣で始まった。

2代目石橋湛山内閣を経て、3代目(1957年)首相になったのは後に安保条約に深く関わる事になった岸信介氏である。


1960年1月19日、米ワシントンで「新安保条約」が調印され、同年6月23日発効された。

岸信介首相によって署名された。

この新安保条約改定をめぐって大規模な安保闘争が起きる事になった。

安保闘争は1959年から1960年、1970年の2度にわたり行われた。

この闘争は、安保改定締結に反対する国会議員、労働者や学生、市民及び批准そのものに反対する左翼や新左翼の運動家が参加した大規模なデモ運動です。


自民党など政権側からは安保騒動とも呼ばれている。





「国会を取り囲んだデモ隊·1960年6月18日」

60年安保闘争では、安保条約は国会で与党のみ賛成する「強行採決」で可決されました。

岸内閣は、混乱を招いた責任をとって内閣総辞職を余儀なくされたが、同年に行われた衆議院選挙で自民党が過半数を上回る大勝利となった。

どうもこの国は民意が真逆に反映するようだ!

岸信介と統一教会

1960年から70年代にかけて岸信介首相は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の創始者、文鮮明氏と深い親交があった。

反共産主義で一致した両氏は、日本の政界工作において協力関係にあり、文鮮明氏は岸信介氏を極めて重要視していた。

その関係は後の安倍晋太郎氏や安倍晋三氏へと引き継がれて行ったのです。

そして現在、安倍晋三氏から高市首相へと、引き継がれたことが明らかになりつつある。

また、1964年の統一教会の宗教法人認証や、教団活動の普及に岸信介氏の存在が大きな影響を与えたとされている。


終戦から自民党が結党するまでの10年間で、安保条約が制定、改定され、自衛隊が設立されたが、この10間でアメリカが日本国憲法のあり方について、安保条約や自衛隊の存在を考えるなかで変化として、都合が悪い憲法との認識をした可能性があります。

自民党は結党と同時に党是で憲法改正を主張していますが、アメリカに改正を迫られた可能性があります。

アメリカにとって憲法9条は日米同盟の上で邪魔な条文です。

アメリカ、日米同盟のための憲法改正論

憲法改正にはには同盟という内容が深く関わってくる。

後方支援だけで許されないのが同盟であり、援護しない同盟など成立しない。

しかし、アメリカの起こす戦争に現憲法で自衛隊が、一緒に参戦することは出来ません。

田中角栄内閣の頃、ベトナム戦争(1955〜1975年)でアメリカは自衛隊派兵を要求しました。


しかし、田中角栄首相(1972〜1974年)は憲法9条を理由として拒否したのです。

アメリカいいなりの現政権とは全く違いますね。

自民党憲法改正は、アメリカの起こす戦争に参戦するための憲法改正であり、戦争の放棄の条文を削除し、自衛隊を国防軍にとすり替える狙いがあるのではないかと、想像ができます。


また、その可能性をつくる事になりうると言うことだと思います。

日本国憲法はアメリカから押し付けられた?

憲法がアメリカに押し付けられたのではなく、憲法改正を押し付けられたのが自民党なんだと解釈すれば、一連の憲法改正、安全保障問題などについて辻褄が合う。

その事を欺くために、憲法はアメリカに押し付けられたと国民を洗脳する必要があり、自主憲法として変える必要があると主張していのではないかと思えます。

自民党は憲法を護るのではなく、憲法を改正する所から始まった政党で全く整合性がありません。


自衛隊が憲法違反であるという主張の根拠は、主に憲法9条第2項の「戦力不保持」の規定です。


政府は「必要最小限度の実力」だから「戦力」ではないと解釈していますが、この解釈に対する異論が存在しています。

憲法9条第2項は、「陸海空軍、その他の戦力はこれを保持しない」と明確に規定しています。

自衛隊は現代的な装備、艦船、戦闘機やミサイルなどを備えた実力組織であり、その実態は「戦力」に該当すると考える立場があります。

「戦力」には当たらないと言う政府解釈を政府は維持していますが、「必要最小限度」とする範囲は曖昧で、時の政権によって拡大解釈される危険性が指摘されています。


自国が他国から攻撃されない場合に、他国を防衛するために武力の行使をする権力「集団的自衛権」の行使は、戦後長らく政府によって「憲法が許容するところではない」とされてきました。

しかし、2014年安倍晋三政権下の閣議決定で、国の存立を全うし、国民を守るための切れ目ない安全保障法制の整備について、その後の安全保障関連法により、一定の要件下で集団的自衛権の行使が限定的に容認されました。



この解釈変更は、それまでの政府見解や憲法の恒久平和主義に反する、「憲法違反の状態」を作り出す行為であると、日本弁護士連合会などの法律家団体や一部の野党から批判されています。

憲法改正、主に憲法9条の改正は危険性と言う可能性があると想像できる限り、改正反対を訴え続ける必要があります。

国際法も同様に「必要最小限度」と言う曖昧な表現をしていますが、改定するとすればこの「必要最小限度」を最も詳しく、どこまでが最小限なのかの線引きを明確に規定する必要があると言えます。












2026/02/20

戦争出来る国へまっしぐらの日本 No.830


 国際法上日本は連合国の敵国

第二次世界大戦で、連合国の敵国であった日本が戦争の結果、確定した事項に反し、侵略政策を再現する行動を起こした場合、安保理の許可なく軍事制裁を科すことができると言う規定の「敵国条項」が存在しています。

日本の侵略と見なされる行動は、国際社会から即座に制裁を受けるリスクがあります。

日本は憲法9条により、国権の発動としての戦争や国際紛争を解決する手段としての武力の行使、威嚇(いかく)は永久に放棄しています。


交戦権も認められていないため、海外での戦闘行為は憲法上不可能です。

憲法9条を破棄することは、海外での戦闘行為ができることを認めることになり、侵略政策の再現と見なされる可能性が生じることになります。


日本は「自衛権」自体は放棄していないと解釈されているので、自衛のための口実として自衛隊の戦力を保持しています。

ただし、保持できるのは自衛のための「必要最小限度の戦力」に限定されています。

自国を守るための防衛力整備、自衛隊維持、増強は「専守防衛」の原則に基づき、憲法と国際法の範囲で認められています。

従って、自衛隊の存在そのものは現状ですでに認められています。

憲法9条を破棄し、自衛隊を国防軍に変え、憲法に書き込む必要はないのです。

自民党憲法改正草案は、戦争出来る国にするためではないか、と言われても仕方ない内容です。

また、防衛力整備として、軍事大国並みの軍拡、軍備品増強、長射程ミサイル配備(違憲)、護衛艦の空母化(違憲)など、自衛のための必要最小限度を超えていると言わざるを得ません。

また、軍需産業化を加速させ、死の商人大国へ変貌しています。

メード・イン・ジャパンの武器や兵器で他国の人々が無差別に殺されていく、そのことが現実となってきました。

自民党高市政権は戦争出来る国づくりへまっしぐらです。

今、日本は軍国へと様変わりしようとしていることは間違いありません。

日本全土が要塞化されていきます。

その計画もすでにされています。

自民党国会議員の多くが統一教会と関係していることは間違いありません。

自民党と統一教会、勝共連合が一体となって日本は憲法9条を破壊されようとしています。

 



自民党はすでに統一教会に乗っ取られた政党と言えます。




自民党と統一教会

文鮮明と岸信介が固く握手、すべてはここから始まった。






旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の創始者·文鮮明氏と岸信介元首相(自民党)は、1960年から1970年代に深い親交があった。

反共産主義で一致し、教団本部の隣に岸信介の邸宅があった。

岸氏は教団の日本での飛躍を支援し、1982年の合同結婚式に祝電を送るなど密接な関係であった。

文鮮明氏は日本の政界工作において、岸氏を極めて重要視しており、その関係は後の安倍晋太郎氏、安倍晋三氏へと引き継がれた。

1964年の宗教法人認証や、教団活動の普及に岸氏の存在が大きな影響を与えたとされる。











2026/02/18

年金実質削減 No.829

 高齢者の暮らし無視する自民党政治

狂乱物価のもとまたも年金を実質削減



出典:年金者しんぶんより


2026年年金改定(解説)

政府厚労省は、2026年の年金改定を国民年金1.9%、厚生年金2%の引き上げとしました。

物価は、3.2%も上がっていることから、狂乱物価のもとで暮らしの悪化はますます深刻です。

物価上昇にも関わらずなぜ削減?

毎年、年金額は物価や賃金の変動に応じて見直されます。

これは、物価が上がれば生活費も増えるため、年金受給者の生活を支えるための仕組みです。

従って本来なら物価が上がれば年金も上がって当然なのです。


しかし現在は、年金を支える現役世代の負担を考慮するとして、2重の不当な減額が行われています。


不当な年金削減の仕組み

1つ目の不当な「減額」は、物価上昇にも関わらず、賃金(名目賃金変動率)の上昇率が物価上昇率を下回れば、低い方の賃金上昇率を基準に年金改定率が決められていることです。

現役世代の負担が増えないようにするためとして、賃金変動率が優先されています。


出典:年金者しんぶんより


2026年の場合、昨年の物価変動率は3.2%ですが、賃金変動率は2.1%で、2.1%が年金の改定率とされました。

そして2つ目の不当な「減額」がマクロ経済スライド調整率です。

マクロ経済スライドとは、2004年に導入された制度で、賃金や物価の上昇率から調整率を減額し、年金水準を自動的に切り下げる仕組みです。

調整率は、保険料を納める人(現役労働者)の減少率と平均余命の伸び率をもとに算出されます。

尚この調整率については、昨年成立した年金制度改革法で、厚生年金は国民年金より調整幅を小さくすると決められています。

将来の年金財政を安定させるため、年金額の増加を抑える仕組みです。

今回もまたこれが適用され、国民年金は0.2%の削減調整、厚生年金は0.1%となった。

つまり、マクロ経済スライドと言う仕組みの下では、「物価上昇を上回る年金」は不可能だと言えます。

そもそも世代格差や将来の財源づくりなどは口実でしかありません。

年金改定の財源はあります。


①自民党政治の下で膨張する軍事費の増大、社会保障の切り捨てをやめさせる。

②非正規の労働者を減らし、あわせて労働者全体の賃金を抜本的に引き上げる。

③300兆円を超える年金の積立金を計画的に活用する。

④高額所得者優遇の保険料を更に見直し、年金財政を増やす。

これらの改定によりマクロ経済スライドの廃止と、物価上昇を上回る年金引き上げは十分可能です。

そのためには、マクロ経済スライドを廃止出来る政府を創り、政治を変えることです。

年金の改定問題は、高齢者の生活だけの問題ではなく、地域経済を左右する問題でもあります。


年金積立金は2024年度で304兆円を超え貯まっています。

株式の配当や債券利息だけでも4.6兆円です。

年金の運用益は毎年5兆円を超えています。

年金積立金が大企業·大資産家の富を増やし続け、年金者の生活に全くつかわれていない。

基礎年金(国民年金)の切り下げを止めなければ年金制度は崩壊します。

抜本的改善を行い、最低年金制度8万円の創設を行うべきと全日本年金者組合は訴えています。

女性の年金の実態





出典:年金者しんぶんより


2024年度の厚生労働省の概況によれば、3500万人の老齢年金受給者の月額料金平均は10336円に過ぎず、10万円以下の受給者は56%にのぼり、女性受給者は1650万人で81%にもなっています。

高市政権の2026年度予算案は、122.3兆円と過去最高となり、軍事費は当初予算で初めて9兆円を超え、関連予算を含めると10兆円規模となっています。

更に、トランプ政権の要求に応えて本年中にも「安保3文書」を改訂し、GDP比3.5%、21兆円以上となる大軍拡に足を踏み出そうとしています。

一方で、社会保障費は自然増分を圧縮し、介護も医療も個人負担を軒並み増額しようとしています。



出典:年金者しんぶんより

安倍政権から続くマクロ経済スライドの年金削減は、14年間で年金が約10%削減されました。

特に基礎年金の削減を続けていることは国民年金、女性の低年金者の生活を困難にし、年金制度の崩壊に繋がっています。

第2次安倍政権以降の物価は17.2%上昇に対し、基礎年金額は7.3%の改定にとどまり、実質9.9%の減額となっています。


原因は少子高齢化に伴う現役世代の負担増を避ける名目で、マクロ経済スライドを発動し、年金を下げ続けたためである。

政府、マスコミは年金積立金304兆円の運用益を報じない。

高市政権は直ちにマクロ経済スライドを廃止し、物価高に見合う年金の引き上げに舵を切るべきです。

生きる権利を奪う憲法25条違反、マクロ経済スライドは直ちに廃止して、物価スライド制に戻すべきです。











2026/02/17

日本の労働時間と時給 No.828

 主要国で劣悪な労働時間と時給の日本


日本の労働時間を短縮することは、春闘でも大きな課題です。

総務省の労働力調査によると日本の年間労働時間は、グラフの通り1825時間と長時間労働の国になっています。


正規の職員·従業員は2124時間です。



「出典:しんぶん赤旗より」


ヨーロッパ諸国と比べて年間200〜500時間も長く働いています。

この下で、過労死等の労災支給決定件数は、2020年度の802件から、24年の1304件へと年々増加しています。

また、長時間労働は、女性に家庭的責任を押し付け、「長時間働けないなら非正規雇用で働け」というジェンダー不平等の温床でもあります。

労働者の生活と健康を守り、自由な時間を確保する必要があります。

ジェンダー平等を実現するには、賃下げのない労働時間短縮が必要です。

主要国と比べると日本の劣悪さが分かります。

労働時間が長いのに、時給が低いというのが日本です。

自由な時間も先進国並みの最低賃金も、得られていないのが日本の実態です。




「主な諸外国の時給」



全労連·国民春闘共闘委員会は、所定労働時間1日7時間、週35時間を目指し「7時間働いたら普通に生活できる賃金の実現のため闘う」としています。



秋田県では最低賃金がいまだ951円

昨年の最低賃金改定で、全国1000円を超えたとされるが、秋田県では発行日が3月31日まで先送りされたため、いまだ時給900円台の求人募集が街にあふれています。



春闘(しゅんとう)とは

春闘は正式名称「春季生活闘争」とも呼ばれ、日本の労働組合が毎年春の2〜3月に経営側に対して、賃金の引き上げや労働時間短縮、福利厚生の改善などを一斉に要求する労使交渉のことです。









2026/02/06

不戦の誓いを破壊する自民党 No.827

 憲法9条は不戦の誓い

今、日本では憲法を改正しようとする勢力が拡大している。

日本国憲法は、憲法9条で戦争放棄、戦力及び交戦権の否認を誓っている。

①日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。

総選挙が行われている今、9条改憲論が急浮上している。

国民に白紙委任を迫る高市早苗首相から、自衛隊を「実力組織として位置づけるため」憲法改正をやらせてくださいとの発言が飛び出しています。

憲法に自衛隊を明記する9条改憲を訴えている。

自衛隊を自衛軍に格上げする狙いがある。

これは戦争する国づくりのための改憲であることは明らかです。

不戦を誓う憲法を変えると言うことになる。

憲法9条は、侵略した地域、国々への謝罪と共に二度と戦争を起こさないと誓った約束です。

軽々しく改憲を口にするものでもありません。

憲法改正を唱える国会議員は、第99条(憲法尊重擁護の義務)違反に当たる。

国会議員はこの憲法を尊重し擁護する義務を負う。

平気で憲法違反を犯す国会議員は如何なものかと思う。

憲法改正は日本だけの問題ではない、他国にとっても重要な事である事は間違
いないでしょう。

再び侵略戦争を起こしてはいけません。

今、憲法が悪政によって変えられてしまう危険が迫っています。

数の力で強行に推し進められる危険があります。

護憲政党が勢力を失えば危うい状況に陥ることは間違いありません。

迫る総選挙の投票の結果が重大です。


憲法に、自衛隊や軍隊の存在を明記するかしないか各党の立場の比較








「反戦·平和」を貫き104年

日本共産党は今年で、党を作って104年、戦前·戦後一つの名前で通してきた政党は日本共産党だけです。

それには理由があります。

戦前、太平洋戦争に向かう時期に、日本共産党以外のすべての政党は自分の党を解散して、「大政翼賛会」に合流して、侵略戦争をすすめました。

それで戦後、同じ名前で出て来られなくなりました。

日本共産党は戦前、命がけで侵略戦争反対、主権在民(国民主権)を揚げて闘い抜きました。

そのために作家の小林多喜二(蟹工船)ら多くの人が命を落としました。

「反戦平和」「主権在民」

日本共産党が命がけで貫いた主張は、「日本国憲法」に実りました。

今また、政党の右傾化が進み、平和を壊す危険が生まれています。

こんな時こそ、反戦平和をブレずに貫く日本共産党が必要です。

それが「再び戦争をする国づくり」を止める力になります。

総選挙の結果、その願いが叶わない、強行に憲法改正が行われるかも知れません。

日本国に、戦前戦後も反戦平和を貫いた唯一の政党があった事を忘れてないで欲しい。

日中戦争·太平洋戦争で日本国民が亡くなった人の数は、約310万人とされていましたが、人口問題研究所の最近の推計では、約376人とされ、特に戦争末期(1944〜45年)には餓死や戦病死が多数を占めたとされます。

日中戦争において中国側は、数千万人規模の犠牲者を出したとされています。

中国軍民の犠牲者は約2000万人にものぼるとされています。

太平洋戦争において米軍の死者数は、約10万人〜11万人強と推計され、米国全体での戦没者は約29万人、負傷後の死亡や事故死を含む場合が多い。

激戦地となったフィリピン戦で約1.5万人

沖縄戦で約1.2万人の犠牲者を出し、特に太平洋戦線では海兵隊や海軍の多くが亡くなっています。

戦争を主導した者たちだけが生き延びるような戦争、世界中で起きる戦争もそれは変わらない。

戦争の名の下で利用される国民、一度だけの人生を奪う戦争に正しい戦争は一つもありません。



自民党の改憲草案の正体



「出典:自民党改憲草案より抜粋」

自衛隊を国防軍とし、憲法が書き換えられます。

9条が破壊されます。


日本政府は再び、戦争ができるように憲法改正を狙っています。

これは、侵略戦争の反省を政府が深く行っていない、過去の事であり、侵略当事者の意識がない、戦争体験者がいなくなってることが考えられます。

日本の憲法の問題だから他国は関係ないと言う事でもありません。

日本は侵略戦争を起こし、多くの地域、国々の人々の生活、人生を奪った極悪国と言う消し去ることのできない歴史があります。


政治がどんどん右傾化し、やがて憲法を戦争が出来るものに変えてしまえば、再び侵略的な出来事が起きないとは言えません。

今、生きている大人たちが大事であると言う重点ではありません。

未来ある子どもたちの未来を「大人たちが奪うことになっていいのか」なのです。

子どもたちの戦争に対する会議の中で、子どもらが出した答えは、「戦争はない方がいいに決まっている、その方が平和だよね」と言う結論でした。

子どもたちは人生を歩き始めたばかりです。

子どもたちの人生を奪う可能性を大人たちが作っていいのでしょうか?

改憲を訴える政党の主張は間違っていると言えないだろうか?

憲法で戦争を放棄している日本が、軍事大国になぜ挑戦しなければならないのか!

防衛の名の下で軍拡をしなければならないのか、全く正当性がありません。

戦争になりうる可能性を作っていいのか、日本は今一度考える時に来ている。














2026/02/02

河津桜の原木 No.826

 河津桜

花見に多くの人々が訪れる桜の名所である静岡可賀茂郡河津町に、河津桜の原木がある。

1955年(昭和30年)頃、町民が河津川の河原で芽吹いていた桜の苗木を偶然発見し、自宅に持ち帰り、庭に植えたものが原木となり、その後植樹から10年で開花が始まりました。

この原木となる苗木を植えたのは飯田勝美氏(故人)です。

人々を驚かせたのは開花時期の早さと、開花期間の長いことでした。

原木は幹周り約115cmとされ、樹齢約71年



「河津桜の原木·飯田邸」


1月下旬から咲き始めた河津桜は約1ヶ月に渡り咲き続けます。

河津桜は、オオシマザクラ系とカンヒザクラの自然交配種であると推定されています。

オオシマザクラ系には、ウスゲオオシマ、アリアケ、ウスズミ、ソトオリヒメなどがあり、伊豆諸島以外のものはかつて薪炭用に栽培されていたものが野生化したものという説があります。

カンヒザクラの桜は、中国からヒマラヤにかけて4種が分布しています。

日本には野生種はないが、東京以南の暖地でカンヒザクラが栽培されています。

この仲間の桜は、花の色が普通濃い紅紫色、萼筒(がくとう)が大きいなどの特徴があります。


沖縄の石垣島や久米島の一部に生えているものは、自生という説と自生ではなく台湾または中国から導入されたものが、野生化したという説があります。

沖縄では各地に植えられており、1月下旬には満開になります。

野生化しているものも多く存在しています。

河津桜は、オオシマザクラやカンヒザクラの特徴や性質を持った桜と言えるでしょう。








2026/01/31

引き継がれた戦争準備計画 No.825

 参戦否定せぬ高市内閣

高市首相はテレビの党首討論でも、台湾危機で米軍が攻撃を受けた際、「日本が何もせず逃げて帰ると日米同盟がつぶれます」と発言し、自衛隊が参戦する可能性を否定していません。

安保政策の抜本強化を打ち出す高市首相は「安保3文書」を今年中に前倒しで改定する方針を示しています。

2022年、当時の岸田文雄内閣が閣議決定した「安保3文書」は大軍拡とともに、「戦傷医療能力向上」をうたっていました。


自衛隊員が戦場で傷つくことに備えて、高市内閣が編成した26年度予算案だけでも994億円超を計画していることが、しんぶん赤旗の調べで分かりました。

戦傷者医療を巡る動き

22年12月
岸田文雄内閣が安保3文書を閣議決定し、戦傷医療能力向上を盛り込む。

24年2月、戦傷医療における輸血に関する有識者検討会議が提言。

25年2月、陸上自衛隊が全葬連(全日本葬祭業協同組合連合会)と連携·協力に関する協定を締結。

防衛省は、戦傷者治療や輸血用血液を確保するためなどに2022年度から25年度までの4年度分で600億円超を支出してきました。

更に防衛省は、有事において前線から後方の自衛隊病院等に戦傷者を迅速に搬送できる大勢を構築するなどとして、22年度に計6億円、23年度に計112億円、24年度は計186億円、25年度は計306億円の予算を支出してきました。

来年度は計994億円を計上しています。

自衛隊員の戦死想定

25年2月には、葬祭業の業界団体である全葬連が陸上自衛隊と連携·協定に関する協定を締結しています。

協定では武力攻撃事態や存立危機事態にそなえて、殉職隊員の葬儀に関する相談、遺体の安置·保管で協力するとしています。

自民党·高市政権が続けば、自衛隊の参戦を否定しない高市首相の下で、自衛隊員が戦場で負傷し、戦死する恐れが現実になりかねません。

自民党政権は「戦争する国づくりではない」と否定できない計画である。



違憲の長射程ミサイル乱立




出典:しんぶん赤旗より



敵基地攻撃に7.3兆円

安保3文書に基づく大軍拡の特徴は、敵基地攻撃が可能な長射程(スタンド·オフ)ミサイルの大量導入です。


安保3文書の策定以降の2023〜2026年度の4年間で、敵基地攻撃能力に関する予算は総額約7.3兆円(契約ベース)に達したことが分かりました。


「専守防衛」を基本としてきた自衛隊の姿は大きく変貌(へんぼう)しています。


政府は、軍事費の用途を15分野に分け、23〜27年度の5年間で総額約43兆円を投じることを計画しています。

このうち敵基地攻撃能力を活用する「スタンド·オフ防衛」と、敵基地攻撃と「ミサイル防衛」を一体化させた「統合防空ミサイル防衛、IAMD」の2分野で計約8兆円を占めます。

いずれも日本が攻撃を受けていなくても他国領域を攻撃することを想定しており、違憲の兵器です。

しかも、国連憲章違反の「先制攻撃も選択肢」とする米軍に統合される可能性があります。


米国製の長距離巡航ミサイル·トマホーク(射程1600㌔)も今年3月までに配備します。

長射程ミサイル部隊の配備はこれだけにとどまりません。

安保3文書の一つ「防衛力整備計画」は、おおむね10年後、2032年度頃の体制として、長射程ミサイル部隊を現行計画の6個から11個まで増やすとしています。

並行して、だんやかも増設します。

防衛省は27年度までに70棟を措置し、32年度までに60棟を整備するとしています。

まさに、日本の全土を「ミサイル基地·要塞」化し、中国など周辺国と交戦する態勢をつくるもので、国土の戦場化につながる動きです。





出典:しんぶん赤旗より



空母保有へ

長射程ミサイル以外にも「専守防衛」を逸脱する攻撃的兵器の導入が続いています。

なかでも空母が実用段階に入っています。

護衛艦のの空母化改修を進めています。

対中国を念頭に、日米だけでなく多国間での共同運用を狙っています。

空母の運用は、周辺国との軍事的緊張を大きく高めます。










2026/01/28

ダイオキシンと樹木の関係 No.824

 樹木燃焼でダイオキシンが発生する


人類が作り出した最悪の猛毒ダイオキシンは炭、水素、塩素が結び付いた化学物質です。


ダイオキシンと樹木の関係は、大きく分けて樹木、落ち葉の焼却によるダイオキシン生成と言う環境負荷の側面と、樹木や微生物を活用した環境浄化と言う研究の側面があります。


木材には塩素成分が含まれており、300〜500℃程度(低温)で不完全燃焼させると、この塩素が反応してダイオキシンが生成されます。

樹木や植物に塩素が含まれる、或いは取り込まれる主な理由は、塩素が植物の生育に不可欠な微量栄養素(必須元素)だからです。

塩素は植物にとって光合成を助ける不可欠な要素となっているのです。

落ち葉は燃やすのではなく、堆肥として利用することが推奨されています。

また、産業用の木材廃棄物も800℃以上の高温焼却で処理される必要かをあります。

この温度帯では有機物が完全に分解されて、二酸化炭素と水になるため、ダイオキシン類の前駆物質が生成されにくくなります。


ダイオキシンはごみ焼却などの過程で、非意図的に生成される非常に毒性の強い、有機塩素化合物の総称で約210種類があるとされています。

燃焼温度が1250℃以上でないと分解されにくい性質を持っているとされ、青酸カリの1000倍とも言われる毒性があるとも言われている。

しかしこれは急性被ばく時の数値です。

ごく微量を摂取しただけでもガンの発生、ホルモンの障害、奇形児の誕生などの原因になるとされている猛毒です。


森林土壌はダイオキシン類の蓄積場所(リザーバー)となりやすい性質があります。

特に「有機炭素」を多く含む土壌で高濃度になる傾向があります。

有機炭素とは、動植物の死骸や微生物、プラスチック、石油など、炭素の骨格を持つ化合物に含まれる炭素のことです。

特定の種類の木材腐朽菌のキノコ類には、ダイオキシンを分解する能力があることが研究されており、これを用いた汚染土壌の浄化(バイオレメディエーション)が期待されています。




バイオレメディエーションとは、微生物や植物などの生物が持つ能力を利用して、汚染された土壌や地下水を浄化、修復する環境技術のことです。

樹木関連の微生物を用いたダイオキシン汚染の土壌分解も技術的に研究されています。

細菌の脱塩素化や、微生物、植物の相乗効果を利用して、土壌中の有機物質を安全に分解する技術の研究が進められています。

樹木そのものがダイオキシンを大量に生み出すわけではありませんが、枯れ葉の野焼きや不適切な木材焼却がダイオキシンの発生源になります。


竹は塩素が多く含まれ、発電設備に悪影響を与えます。

竹の塩素濃度は1000〜5000ppm(0.1〜0.5%)で、一般的な木材よりも高い数値です。

塩素は耐火材や伝熱管などを腐食させてしまうため、バイオマス燃料として使いにくい原因となります。

焚き火は燃やす物や燃焼条件によってはダイオキシン類が発生する可能性があります。

これは焚き火が一般的に低温での不完全燃焼になりやすいためです。

焚き火は温度管理が難しいため、低い温度でダイオキシンが発生しやすいという特性があります。

野外焼却(野焼き)は原則禁止が法律により定められています。

ただし、例外規定として、正月のどんどん焼きやキャンプファイヤーなど、影響が少なく、かつ社会的な慣習や宗教上の行事として行われる焚き火は例外とされています。

キャンプでは、自然物の薪、木枝、枯れ葉のコーティングされていない物のみ燃やし、塩化ビニール、ラップ、発泡スチロールなどのプラスチック類を燃やすと大量のダイオキシンが発生するので、プラスチック、ゴミは必ず持ち帰るか分別して処理しましょう。


ダイオキシンは体内に蓄積する?

ダイオキシンは食事からの摂取が約9割を占めており、脂肪分(魚、肉、乳製品)に濃縮されやすい性質があり、食事を通じて体内に取り込まれる。


脂肪組織に長期間蓄積される残留性有機汚染物質である。

体内での半減期、体内濃度が半分になるのに約7〜11年と非常長いため、微量でも慢性的な摂取により、濃度が上昇し、発がん性、ホルモンバランスの乱れ、免疫毒性などの影響が懸念されています。


体外排出速度は非常に遅い。

出産と授乳は、体内に蓄積されたダイオキシン類が体外に排出される大きな経路となる。

ピザ窯を利用する際は、可能な限り高い温度、800℃以上を安定的に保つ必要があり、完全燃焼を徹底する事が重要である。











2026/01/27

樹木と炭素 No.823

 炭素貯蔵に効果的な樹木

植物には、半永久的に利用可能な太陽からのエネルギーを利用して、大気中の二酸化炭素(Co2)を有機物として固定するという重要な働きがあり、特に樹木は幹や枝などの形で大量の炭素を蓄えています。

若い木ほど光合成によるCo2吸収能力が高いため、成熟した伐採木を利用し、新たに植林することで森林全体の炭素固定量を最大化できます。


また、木材は重量の約半分が炭素で構成されており、製品としての木材を住宅や家具などに利用することで炭素を大気中に放出せず、長期間にわたって炭素を貯蔵することができます。

木材の燃焼で排出されるCo2は、成長過程で吸収したものであるため、実質的に大気中のCo2濃度を上昇させない。

従って、木材のエネルギー利用は大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えない。

しかし木材には、塩素成分が含まれており300〜500℃程度の低温では不完全燃焼となり、塩素が反応してダイオキシンが生成されます。

そのことから、エネルギー利用では800℃以上の高温焼却で処理される必要があります。

樹木や植物に塩素(塩化物イオン)が含まれる、或いは取り込まれる主な理由は、塩素が植物の生育に不可欠な微量栄養素(必須元素)だからです。

光合成の過程において、水を分解して酸素を放出する反応に塩素が必要で、塩素は光合成を助ける不可欠な要素となっています。

カリウム(K)と共に働いて、葉の気孔の開閉を調節し、水分の蒸散をコントロールします。

また、地球上の土壌や雨水には常に一定量の塩素が含まれており、根から自動的に吸収されています。

特に海沿いの地域などでは、空気中や土壌中の塩分を吸収し、樹体内に蓄積しやすい環境にあります。

塩素過剰症

植物には必要な塩素であるが、濃度が高過ぎると塩害を引き起こし、葉が枯れたり成長を阻害する原因にもなります。

漂白剤や食塩などの塩素を樹木に与えることは、樹木を枯死させる原因となります。









2026/01/25

軍事的植民地の日本 No.822

 同盟国と言う植民地

日本の侵略戦争は、1931年9月18日の満州事変(柳条湖事件)から始まったとされているのが一般的となっています。

関東軍が中国北部の鉄道を爆破したのを発端に、中国への軍事侵攻が本格化しました。

1945年8月の敗戦となるまで続く「15年戦争」の幕開けとなった。

日本が1931年から1945年の敗戦までに侵略·占領した国、地域は中国、朝鮮半島、台湾、東南アジア諸島のフィリピン、インドネシア、シンガポール、マレーシア、タイ、ブルアイ、ビルマ等や太平洋諸島のパラオ、ミクロネシア、マーシャル諸島、北マリアたなど侵略·占領の歴史がある。

真珠湾攻撃なぜ?

米国からの経済制裁、特に石油禁輸

日米交渉の決裂

日本が資源獲得のため東南アジアへ進出したことによる対立激化

日本は石油の供給が止まれば、国力が持たないと判断し、奇襲による先制攻撃で有利な状況を作ろうとした。

日本は南方資源地帯への進出を円滑にするため、米軍の戦力を一時的に無力化し、短期決戦で有利な講和に持ち込もうとした。

日本は石油や鉄などの重要資源の多くを、米国からの輸入に頼っており、経済制裁で石油が禁輸されると戦争遂行が困難になるため、資源地帯の領土確保が急務だったとされている。

資源地帯(マレー半島など)への侵攻を成功させるためには、背後から攻撃してくるか米軍の存在が脅威となっていた。

そのため、奇襲攻撃(真珠湾攻撃)で米軍を無力化し、短期決戦で有利な条件を引き出す狙いがあったとされる。

しかし、米国は即座に日本への宣戦布告をし、第二次世界大戦は太平洋戦線へと大きく拡大していった。

敗戦国日本は軍事的に米国の植民地となった

終戦後の沖縄は米国の植民地であった。

車が右側車線を走っていたのを当時、白黒テレビで放映されていた。

その後、沖縄は日本に返還された、この返還には米国の戦略がある。

沖縄を返還することで日本全土に米軍基地を造ることができるからである。

そのため沖縄を返還する必要があったのです。

米国は日本と同盟を結ぶことで地位を有利にした。

沖縄を返還する事で条約の制定を確約した可能性がある。

日本国憲法も無視する日米同盟であるが、更に地位協定、安保法制と軍事的地位を確立したのである。

日本政府は、自衛隊として軍隊を残し、自衛隊基地が全国に作られた。

その戦略も米国の望みだったに違いありません。

米軍が自衛隊基地を自由に使うための戦略である。

後に日米共同訓練に発展していくことも戦略の一環だった事だろう。

米国が法律的にも日本を植民地支配としなかったのは、日本を植民地にしない同盟国の方が利用価値があると判断したからに違いありません。

そして日本は、出す必要のない「思いやり予算」で米軍に従属し、軍事費予算は国民生活を蔑ろにし、吸い上げた税金で無償的に思いやりの名目で予算化し続けているのです。


出す必要のない思いやり予算

今から48年前の1978年(昭和48年)、当時の金丸信防衛庁長官が、物価高騰に苦しむ米軍の負担を減らすため「思いやり」を持って支援するとして、日本人従業員の労務費を肩代わりしたのが「思いやり予算」の始まりである。

1978年に62億円で始まった思いやり予算は34年後の2012年には「総額6兆円」を超えていた。

2022年度から年平均2110億円となり、26年での5年間の総額は1兆551億円と言う規模になっている。

米軍基地の資産評価額は、2025年度発表の報告書時点で、1920億ドル(約27兆6000億円)に達し、世界で最も高価な米軍基地10カ所のうち6カ所が日本にある「世界一の米軍基地国家」となっている。

紛れもなく日本は、同盟国という名の植民地である。

米軍基地のために使われる日本の公費は、国民のために使われないため、戦後80年になっても国民生活を圧迫し続けている。

これは日本が侵略戦争を続け、敗戦国となった代償とも言える結果であるが、日本政府は戦争の代償を国民に負担させ続けているのです。


日本は軍拡を止める事も、国民生活を豊かにする国をつくることもできません。

安保法制は違憲だと主張している国政政党は、日本共産党、れいわ新選組、社会民主党の3党だけです。

現政権に従属しない政党ですが、少数政党であるため大きな塊にはなり得ない可能性があり、資本主義社会では多くの国民に受け入れては貰えない政党となっているのが実状です。

日本国憲法に沿った政治を進める政党が軽視されている、それが日本の政治の正体です。

民主主義国家とは名ばかりの国であることは、一番長い歴史(104年)を持つ政党、日本共産党が弾圧されてきた歴史、事実を知れば明白なことです。


国民生活に関する予算よりも軍事費が遥かに突出するこの国の予算、もはや異常な状況を遥かに超えてしまっています。

軍事国の予算に匹敵する軍事予算です。

戦争放棄を憲法に掲げる日本、、異常です。

この状況を逆転する事は不可能と言えます。

資本主義社会は「滅びるまで続くのが人類の歴史ですでに証明されている事」だが、人類はその事を懲りずに繰り返し続けている。

そして、最終的に起きる戦争を誰も止める事ができない事実も知っている、それが人類と言う愚かな生き物です。


日本の北方領土がソ連軍に奪われた背景には、アメリカの濃厚な関与があった。

ソ連軍が北方領土の占領に使った艦船は米軍がソ連軍に無償で貸し与えたものだった!

日本が知らない事実である。










徹底解明軍事費 No.821

 軍事費がGDP比5%になると

4人家族で負担する軍事費は年間100万円です。

これは現実に起こりうるか問題です。

日本政府は1976年、軍事費を「国内総生産(GDP)比1%」以内に抑える原則を確立し、これを長く維持してきました。


ところが「すべての同盟国は軍事費をGDP2%以上に上げるべきだ」と言う米政府の要求に応えるため、2022年の安保3文書で、23〜27年度の5年間で、防衛省以外の予算も含めて一気に2倍化=GDP2%(約11兆円)に拡大することを決定しました。


「出典:しんぶん赤旗日刊紙より」


11兆円とはどれだけの規模かと言うと、国民1人当たりでは約8万9500円に上ります、

4人家族で年間約36万円、月3万円を負担している計算です。

防衛省は、20年度の国民1人当たりの軍事費は年約4万円と言う試算を公表しましたが、わずか数年で国民の軍事費負担は2倍以上になっています。

しかし、米国の要求はこれにとどまりません。

米国防総省は昨年、日本に「GDP比3.5%以上」を打診したと報じされています。

日本政府はすでに、GDP比2%以上の軍事費増を当然視しており、これに応える構えです。


GDP比3.5%になればどうなるか。

24年の名目GDP約609兆円)に当てはめると、21兆円を超える途方もない金額です。

国民1人当たりでは年17万3000円です。

20年度と比べると実に4倍以上です。

4人家族で年69万円、月約5万8000円となります。

更に米国防省が23日に公表した「国家防衛戦略」で、すべての同盟国に、軍事費のGDP比5%以上への増額を要求する事を揚げました。

5%になれば24年の名目GDPで換算すると30兆円を超えます。

国民1人当たり年24万8000円、4人家族で年約100万円にも達します。


もはやこれは戦時経済、軍事独裁政権のような財政構造になってしまいます。

米国の理不尽な要求に屈し、日本政府はこれぼどまでの負担を国民に押しつけようとしているのです。

その是非が、高市政権による暴走の下で行われる衆議院解散総選挙で問われます。


安保3文書(22年12月閣議決定)を境に日本の軍事費は様変わりしました。

従来、軍事費とは防衛省の当初予算を指しますが、他省庁の軍事関連予算、補正予算への防衛省予算の計上が加わり、「財政の軍事化」が進んでいます。


防衛省予算に計上される軍事費は3つに分類されます。

①自衛官や防衛省職員の給与や食事に充てる人件、糧食費

②装備品の購入、修理や基地整備、隊員の教育訓練などの一般物件費

③軍事ローンの返済分歳出化経費です。

このうち急増しているのが歳出化経費です。

高額兵器の購入や基地整備は単年度では支払いきれずに複数年度に分割払いするため、同経費を毎年計上しています。

軍事ローンである「後年度負担」は2026年度予算案で総額17兆9524億円に上り、巨額のツケを将来に回りています。

グラフ①


「グラフ①」

これに伴い、歳出化経費は4兆6857億円に上り、同省予算の半分超を占めました。

安保3文書策定前の22年度と比べると約2.3倍(約3.6兆円増)へと突出して増えました。

ローンが急増した背景には

①長射程ミサイルの大量導入などの敵基地攻撃態勢づくり

②米国製兵器の爆買いや沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設、米軍訓練を移転するための馬毛島(鹿児島県西之表市)への基地建設などの異常な「米国奉仕」があります。


第2の軍事費

法の趣旨をゆがめる補正予算も「第2の軍事費」にしています。

本来、補正予算は財政法で特に緊要となった経費に限ると定め、大規模災害など当初予算の編成時に予期できなかった事態に対応するために構成すべきものです。

補正予算への軍事費計上を常態化させたのは12年に発足した第2次安倍晋三政権です。

毎年度1000億〜4000億円程度盛り込むようになりました。

安保3文書以降の23〜25年度では8000億円を超え、当初予算と合われて空前の規模となっています。

グラフ②



「グラフ②」


更に「総合的な防衛体制の強化」と称して、他省庁の予算も軍事費に組み込んでいます。

具体的には、①研究開発、文部科学省や経済産業省などの9府省

②公共インフラ、国土交通省や内閣府

③サイバー安全保障(政府全体)

④同志国との国際協力、外務省の4分野です。

これに加えて海上保安庁や国連平和維持活動(PKO)予算などを関連経費に算入

関連経費を含めて軍事費のGDP比2%としています。

米国の要求に応じてGDP比3.5%になれば、これらも増えることになります。


日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員(沖縄)に防衛省が提出した資料によると、関連経費は23年度7748億円、24年度9833億円、25年度1兆2247億円と増加し続けています。

特に増えているのは研究開発です。

26年度は5144億円と3年間で約3倍に増加しました。

政府全体で軍事研究にのめり込んでいます。

禁じ手の国債も

こうした「大軍拡」のために「禁じ手の軍事国債」も拡大し続けています。

グラフ③



「グラフ③」


戦時国債の乱発によって侵略戦争に突き進み、経済·国家財政を破綻させた戦前の反省を踏まえ、歴代政権は軍事費を国債で賄うことを否定してきました。


しかし、岸田文雄政権(21〜24年)が2023年度に戦後初めて、護衛艦などの建造に国債発行を強行しました。

26年度予算案では5973億円を盛り込み、総額2兆9709億円に達しました。

歴史的な円安で物価高が加速する中、将来世代に負担を押し付けています。

“禁じ手”を重ねた軍拡の結果、防衛省予算は5兆円台で推移していましたが年1兆円規模で積み増し、4年間で約3.6兆円(約1.7倍)増えました。

他の予算と比べれば、明らかに異常な伸びです。

22〜26年度の間では軍事費は突出して増える一方で、文教科学振興費は約6500億円増、食料安全供給費は29億円増にとどまり、中小企業対策費は削減されました。

グラフ④

「グラフ④」


省庁別で見ても、26年度予算案で防衛省予算は、国土交通省や文部科学省の約1.5倍、農林水産省の4倍以上になっています。

現行計画でも財源の不足分(年3.6兆円)を歳出改革や増税(法人税、たばこ税、所得税)で確保するとしていますが、恒久的な財源の目処は立っていません。

GDP比3.5%になれば、追加で10兆円の財源を賄わなければならず、消費税増税や社会保障の削減、国債の乱発などは必至です。

トランプ米政権は、さらにGDP比5%という途方もない金額を全同盟国に要求しています。

軍拡を推進する政党勢力は、財源も示しておらず、将来世代に負担を押し付けることについてもまともに説明しません。

大軍拡は紛れもなく国民の暮らしを破壊する「亡国の道」であり、受け入れる事はできません。

そもそも軍事国ではない、戦争放棄を憲法に掲げている日本が、軍事大国である米国と軍事同盟を交わしている事が許されると言う事が異常なのです。

日米地位協定、日米安保条約、日米軍事同盟は、軍事大国である米国が敗戦国となった「日本を利用するための協定、条約、同盟」であり、日本国民の暮らし、予算を横取りする暴挙である事を、軍事費予算は証明していています。


しんぶん赤旗より引用


出典:しんぶん赤旗
2026年1月25日 日曜日(日刊紙、第26918号)
日本共産党
www.jcp.or.jp
















2026/01/21

世界中でも類を見ない政党 No.820

 世界中でも類を見ない政党

日本には日本共産党と言う政党があり、日本では一番長く続く党歴を持つ政党です。

政権を一度も獲得したことも、政権に加わったこともない党歴103年の政党です。

日本一「憲法」を頑なに厳守する政党と言えます。

そのため、資本主義社会では万年野党の座である。

憲法に沿った活動や主張を曲げない政党であるため、政党間で絶対一致となる他政党は存在しません。

主張を曲げてまで他党に寄り添うことはほとんどない政党と言えます。

他党にない一般的な事が起きてるのもこの政党の特徴です。

元幹部が除名離党後、公に所属していた党を批判攻撃すると言う、一般的には多くある事が起きるのもこの政党の特徴です。

一般では、元社員や従業員と言った人たちが会社を辞めた後、批判攻撃するする人がいますが、そんな一般的な事が起きるのもこの政党です。

それは、裏返せばこの政党が一般的に近い政党だとも言えるのではないかと思う。

また、一般国民の意見や願いを受け止めるから、主張を曲げられないと言うことにもなるのではないかと思います。

一番誤解を受けると言うのもこの政党の特徴です。

世界中の共産党と一緒くたに捉えられているのもこの政党です。

日本共産党が政権を担う事はありません。

資本主義社会である内は、間違いなくありません。

目指す社会の道筋を曲げる事がない以上ありませんし、曲げることはしないでしょう。

一般的にはこの姿勢が「馬鹿な政党」と言われる所以なのかも知れません。

支持者からの疑問、思いをブレずに書く


日本には政党助成金と言う制度がありますが、憲法違反だとし、頑なに受け取りを拒否しているのもこの政党の一貫した頑固さと言えます。

この拒否した政党助成金は、他党に山分けされています。

本来なら国庫に返還されなければならないお金です。

この矛盾を正せずその状況は続いています。


いったん受け取って、国庫に返還すると言うこともしません。

この事に矛盾を抱えている国民も少なくないはずです。

制度としてできてしまったものを拒否しても、、、そんな意見がないはずがありませんが、憲法違反の一点張りです。

制度の見直しと言う考え、主張をした事がありません。

憲法違反にならない制度には出来ないものなのか?

そんな党内での議論はした事があるのか、ないのか?

何が何でもこの政党助成金制度は憲法違反になるのか?

そんな議論がなされたと言う話を一度も聞いたことがありません。

この点では欠如した政党のような気がします。

いゃ~これは除名される内容かも知れません。

太平洋戦争の戦前、戦後も戦争反対を貫いた唯一の政党。

戦前を中心に多くの仲間が弾圧され命を奪われた。

日本ではそんな政党が一番嫌われていると言う現実がある。

危険思考、暴力的政党と疑いをかけられ、公安の監視対象にされていた事実。

疑いが晴れてもなおその洗脳は解けていない。

日本国民は一番必要とする政党を虚偽によって消し去ってしまう可能性がある。





この政党の火が消える日も近いかもしれない。

マルクス主義政党で、それに沿った社会発展を目指していますが、資本主義社会の体質が変わればいいと言う考えはないのだろうか?

確かに資本主義社会は、富裕層にだけ富が集中する社会であり、それが原因で貧困格差を広げているのもひとつの事実です。

資本家には全く変わらなければならないという危機感はないのでしょうか?


帝国文明が滅んで、また新しい文明が誕生と言う事を何度も繰り返してきたのが人類社会だったと、古代の遺跡などから想像できます。

やはり資本主義的社会は同じ事を繰り返す社会なのかも知れません。

ここにメスを入れようとしているのが日本共産党の主義主張なのかも知れません。

しかし、資本主義社会を牛耳り支えている資本家らの考え方が変わらない限り、資本主義社会の体質変化も、違った社会主義への移行も起きる事はありません。

行くとこまで行って古代文明のように滅びる道しかないのかも知れません。

一瞬的に終わる世界的戦争も、案外思えば簡単に始まってしまうかもしれない。

なぜなら、資本主義社会は自己中的社会であるからです。

一人の資本思想家の暴走によって始まってしまう可能性のある主義社会です。

一人の人間が世界平和を願っても叶わないのに、一人の人間が世界平和を壊すことは可能なのです。

それが資本主義社会の未来にはある可能性があることは否定出来ない。


日本共産党が消滅前後に日本は再び戦争を起こす可能性がある。


日本共産党は、1922年(大正11年)7月15日、我が国の進歩と革命の伝統を受け継いで、日本労働者階級の前衛によって創立された。

当時の日本は、世界最大の帝国主義強国の一つとなっていたが、日本の人民は、天皇制権力の野蛮な支配、地主と独占資本の激しい搾取と収奪を受け、ひどい生活水準と無権利状態に置かれていました。

労働者は植民地同様の低賃金と長時間労働で、法律による保護もほとんどなく、独占資本主義の無慈悲な搾取にさらされていた。

農村では、半封建的な寄生地主制度の支配と独占資本の収奪のもとで、小作農をはじめ大多数の農民は、厳しい窮乏(きゅうぼう)に落ち込んでいた。

女性は男性に比べ、さらに社会的に差別された無権利な状態に置かれ、半封建的な家父長制の圧迫に苦しめられていた。

また、相次ぐ侵略戦争で朝鮮、台湾、南樺太(南サハリン)、南洋諸島(委任統治)の人々は、過酷な植民地支配のもとに置かれていた。


日本共産党のシンボルである「赤旗」は古来より奴隷や労働者が支配者に反抗し、団結して闘う姿勢を示すシンボルとされ、1922年の創立以来、侵略戦争反対、国民主権、平和と民主主義を揚げ、戦前の弾圧下でも不屈に闘い抜いた歴史の象徴です。

戦前、すべての政党が侵略戦争に協力する中、日本共産党のみが命がけで「戦争反対」を訴え、弾圧の中、投獄され拷問を受け亡くなった同志も少なくない。

戦争反対を訴える日本共産党は当時、非国民とされたが屈することはなかった、これが国民主権を揚げ続けた証しである。

党員バッチに込められた思い


党員バッチは、共産主義のシンボルである鎌(カマ)と槌(ツチ)をモチーフにしたものが代表的で、鎌は農民、槌は工員の団結と彼らによる労働運動や共産主義運動を象徴しています。

資本家(資本主義)の目的は労働者から搾取である。

それに対抗しているのが日本共産党と言えるだろう。

日本共産党は、労働者を「生産手段を持たず、自身の労働力を資本家に提供して賃金を得る人」と定義しています。

単に生産現場のブルーワーカー(主に製造業、建設業、運送業などの生産、作業現場において肉体労働や専門技術を用いて製品やインフラ維持に従事する労働者)だけでなく、ホワイトカラー(事務、専門、技術職)、サービス職など、雇用されて働く全てのサラリーマン属を広く含む概念です。


この事こらも分かるように、全ての労働者階級の味方と言えるのが日本共産党なのです。

そのため、資本主義社会では全ての労働者を資本家は洗脳しなければならない、日本共産党と言う政党を不正に攻撃し、悪のレッテルを貼る必要があるのです。

その指導、実行は自由民主党=統一協会(教会)=勝共連合である。

多くの国民がその策略にハマり洗脳が解けることがありません。

その事は、政権に打撃を与えるほどの躍進をしたことがないことが証明しています。

それが日本の資本主義社会の姿なのです。


これが、世界で起きる労働者の変革も日本では起きる可能性ないと言う証しである。

それは、世界の国民主権的な大きなデモを観ても、明らかに違う日本の民度が物語っています。









2026/01/20

ザクロソウ No.819

 ザクロの名がつく野草

ザクロソウはとても小さな桃の果実を思わせる愛らしいつぼみ、クリーム色した5枚のガク片を妖艶なカップ咲きにさせる様子は、植物好きな人を魅了します。



花弁に見えるのはガク片で、白緑色を帯びるが遠目で見ると淡い桃色に感じます。

関東地方では11月過ぎまで咲いている。

よく知られる名前の由来は「葉の姿がザクロに似ているから」ですが、むしろ結実の姿の方がよっぽどザクロらしいと思えます。




裂開する果実の様子がザクロによく似ている。

はじめは毛が生えたように畑地に住み着きますが、数年もすると地面を覆い尽くす勢いで茂り、辺りをクリーム色に染める。

土を耕すほどに殖えていく、こまめに除草をしても毎年生えてきます。

手入れがこまめにされる耕作地ほどよく茂り、見た目と違って環境の撹乱にはすこぶる強い種属です。

ザクロソウは成長も遅く、育っても小兵で風通しもよいので栽培植物に与える影響は少ない。

むしろ大いに茂ることで、ほかの雑草が生えるのを抑制しているようにも見えます。

直根を伸ばすが根張り弱く、耕作地ならするりと抜ける。


ツルナ(ザクロソウ)の効能

奄美群島では、全草を乾燥させ、腹痛、下痢の緩和に利用されてきました。

インドや東南アジア学術論文では、ザクロソウの果実に高い殺菌作用、抗菌作用があったとの報告があります。

ザクロソウは植物のツルナの別名で、民間療法では胃腸の不調、特に胃炎、腸炎や、解熱、解毒、消腫、健胃作用があるとされ、全草が利用されるが、生の汁を切り口や虫刺されに使うと、皮膚炎を起こす事があるため注意が必要です。

その他、止血、鎮痛、利尿作用も期待され、風邪の咳などに用いられたり、打撲や腫れ物には外用として利用されます。

全草を乾燥させて煎じたり、酒に浸して用いられる。

ザクロとの違い

一般的に果実を食べるザクロとは別の植物です。

ザクロのポリフェノールによる抗酸化作用や、女性ホルモン作用などとは異なるので注意が必要です。


ザクロと言えばローマ神話の女神ユノ

女神ユノ(juno/ユーノー)は、ローマ神話の最高神ユピテルの妻であり、結婚、女性、家庭を守護する最高位の女神です。

英語の6月「june」の語源でもある。

ジューンブライドの由来となったことから、結婚の女神として特に有名で女神ルナ(月)とも関連があります。

女神の大好物は果実のザクロです。

美容のために食べていたのかも知れませんね。

ザクロは豊かな耕作地に育ち、初夏から初冬まで次々と花を咲かせ、無数の種子をばら撒きます。

古代ローマの地は豊かな土壌が広がっていたことでしょう。

ザクロソウもボロボロと果実が落ちるのでその点も似ていると言えます。



女神ユノと女神ルナ

女神ユノと女神ルナはローマ神話に登場する力強い女性神で、それぞれ異なる役割と象徴を持っています。

女神ルナ(Luna/ルーナ)は、ローマ神話における「月」の女神であり、その名はラテン語でそのまま「月」を意味します。

ルナは月そのものの女神で、太陽と対になる夜の神です。

ユノは結婚、出産を司る事から女性の生理周期や出産に関わる「月」のエネルギーと結びつけられ、ルナ(月)の要素を持つと見なされることがあります。









2026/01/18

キダチアロエ No.818

 キダチアロエ

アフリカ原産 ユリ科常緑多年草

アロエ属の中でも比較的寒さに強く、日本では江戸時代に渡来して以来各地で栽培されています。

アロエの語源はアラビア語の「allohe=苦い」に由来し、中国名のロカイ「盧薈」がアロエと変化し、定着したとされ、その苦味と多様な効能から古代より世界中で「万能薬」として利用された植物です。



アロエの歴史は古代エジプトに遡り、「不老不死の植物」として珍重されました。

古代エジプトのピラミッドの中から、アロエに関して書かれた最古の歴史書が発見されています。

書物はミイラの棺の中にあったもので、紀元前1550年頃に書かれたものとされています。

アロエはファラオ(古代エジプト王の呼称)の埋葬品にもなるほどであった。

アレキサンダー大王は兵士の治療に用いたとされ、クレオパトラは美容のために愛用したとされています。

日本へは鎌倉時代にシルクロード経由で中国から伝来したとされ、当初は「ロカイ」と呼ばれた。

江戸時代の「大和本草」などの文献に薬草として記載され、宣教師が持ち込んだ「キダチアロエ」が主流となった。

キダチアロエが「医者いらず」と広く親しまれ、やけどや傷、胃の痛みなどに用いられました。

植物学者のカーネル·フォン·リンネが「真実のアロエ」として命名したと言われています。

参照ブログ
博物、植物学者カーネル·フォン·リンネNo.78


アロエ属は種類が多く、300種以上あるとされ、日本で見られるアロエ·ベラは葉がキダチアロエより大きくロゼット状(バラの花の様に地面に近い位置で葉を広げる)に広がった形をしています。

現代ではアロエ·ベラなどがヨーグルト、ジュースや化粧品、医薬品として広く利用され、科学的にも成分研究が進められている。




キダチ(木立ち)と名がある通り、茎は伸びて立ち上がります。

葉は互生し、多肉質で細長く先は尖り、葉縁には鋭いトゲがあります。

花期は12月から3月で、茎の頂上付近から朱から赤色をした房状の花を咲かせます。

アロエ利用の注意点

キダチアロエは、葉の皮や樹液(ラテックス)に含まれるアロインなどの成分により、過剰摂取や誤飲で下痢、腹痛、肝機能障害などを引き起こす可能性があり、特に子どもや犬猫には有害で死に至ることもあります。

アレルギー皮膚炎やじんましん、痙攣(けいれん)を起こす人もいるので注意が必要です。

大量に服用すると腹部疝痛(せんつう)や骨盤内臓器の充血を起こすので、妊娠中や生理中、痔疾(じしつ、いぼ痔、切れ痔、あな痔(痔ろう)=三大疾患)や虫垂炎の疑いがある場合等には、服用しないなど注意が必要です。

葉の外皮由来の成分であるアントラノイドには発がん性が疑われており、サプリメント等では外皮を除去することが推奨されています。









2026/01/11

世界最大の島 No.817

 グリーンランド

グリーンランドは北極海と北大西洋の間にある世界最大の島

デンマーク王国の自治領


グリーンランドは日本のおよそ6倍に及ぶ世界最大の島で、大部分は北極圏にあり、約85%は氷床に覆われています。

大部分の人は主に南西部にある氷のないフィヨルドが続く海岸沿いに住んでいます。

グリーンランドの名の由来

命名したのは、ノルウェー生まれでアイスランドのヴァイキング「赤毛のエイリーク」で、殺人罪で故国を追放されていた982年、探検の途上に発見し、この地に入植希望者が多数現れることを願い、「緑の島」と名付けたとされています。






フィヨルドとは、氷河が山を深く削ってできたU字谷に海水が入り込んで形成された細長く深い入り江のことです。

両岸には切り立った断崖絶壁がそびえ、世界的にはノルウェーやニュージーランド、チリなどで見られる有名な景観です。


大部分が北極圏内であるため、夏の白夜や冬のオーロラのような自然現象が見られます。

首都ヌークの人口は約1万7000人で、世界で最も人口の少ない首都になります。

グリーンランドは大部分が氷な覆われていますが、夏の間は沿岸部を中心に草や花が咲き、低木地帯が広がり、緑豊かになる場所もありますが、近年は地球温暖化による氷の融解で緑化が進んでいる。

一方で氷の喪失と言う深刻な問題も抱えています。

氷の減少は海面上昇を引き起こすほか、永久凍土の融解による土地不安定化や地球温暖化を加速させる原因にもなっています。


グリーンランドの国花はヒメヤナギランですが、その他にはコスギランやアイスランドポピーなど、寒冷地に適応した花々が咲きます。


      
      「ヒメヤナギラン」


特に国花であるヒメヤナギランは、イヌイットに食用としても利用される象徴的存在となっています。


ヒメヤナギランはアラスカやロッキー山脈北部で見られ、草丈が低く大きな花を咲かせ、暑さに弱いのが特徴です。

ヒメヤナギランの近縁種にヤナギランがあり、日本でも北海道や本州以北の高原に分布し、美しい紅紫色の花を咲かせます。




      「ヤナギラン」


イヌイットとは北極圏に住む先住民族で日本人と同じモンゴロイド系に属します。


エスキモーと言う呼び名はカナダでは「人間」を意味するイヌイットが公式の名称として使われています。



グリーンランドの主要産業は漁業と水産加工業で、輸出の9割以上を占め、特にエビやカニが中心となっているが、近年では地球温暖化による氷床の融解でレアアースや鉱物資源(鉄鉱石、ウランなど)の開発が注目され、観光業も成長しています。

しかし、財政は依然としてデンマークからの補助金に大きく依存しています。

トランプ米大統領はグリーンランドのレアアースや鉱物資源を狙っている可能性がある。

更に中国やロシアを口実に米軍基地として領土を奪うだろう。

武力行使も厭わない国際法無視の無法者



























2026/01/09

戦争の悲劇でうまれる孤児 No.816

 子どもらの未来も命も奪う戦争

駅の子や浮浪児と呼ばれた子どもたち

駅の子は太平洋戦争後に親を亡くしたり、離れ離れになったりして全国各地の駅などで寝泊まりしていた戦争孤児をそう呼んでいた。

戦争で親を失った子どもは12万人に及んだと推計され、親元に帰れず駅を拠点に路上生活を強いられた。

浮浪児などとも呼ばれ、地域によっては駅前小僧と呼ばれるなど呼び名は様々であった。

汚いと罵られ、助けを求める声も届かず、国や大人たちからも放置され、差別や排除の対象になった。

自国に虫けらのように扱われた子どもたち

行政や一部の人々によって集められた身寄りのない子どもらは、地方の山中などに連れて行かれ放置されたり、収容されたりした。


子どもらは過酷な環境下で生き延びるため、農作物や物乞いなどで食料を得て戦後を生き抜きました。

しかし全ての子どもが生き抜けたわけではありません。

餓死する子どもらも多くいたのです。

施設収容などを名目にトラックなどで集められ、見知らぬ山奥などに置き去りにされた子どもらも多い。

お弁当を買ってあげるなどと声をかけられ、連れて行かれた後、放置されるという裏切りもあった。

孤児を集める事を「狩り込み」といい、その行為は27年まで続けられたとされる。

国にも大人にも見捨てられた子どもらが確かにいたのです。

当時は東京養育院と言う施設に収容される事が多かったとされている。

東京養育院は明治5年(1872年)に作られ、日本最古級の困窮者保護施設で、渋沢栄一が深く関わり発展させたが、1999年に廃止となった。

東京養育院と言う名称はなくなりましたが、明治時代から続く公的な福祉、医療事業の歴史と役割は、現在の東京都健康長寿医療センターをはじめとする様々な形で今も東京都の福祉を支えています。


1990年以降、戦争孤児と言う名称は戦争責任が曖昧との主張があり、また引き揚げ孤児、残留孤児、混血孤児、浮浪児等、広く戦争による孤児を含めた総称として戦争孤児の名称を使用する動きもあった。


日本では第二次世界大戦でアメリカ軍による日本本土への空襲や、広島、長崎への原子爆弾投下により、多くの子どもらが家族を失い孤児になりました。



戦後、特にそれらの戦災による孤児を指す言葉として戦災孤児の言葉が使用されるようになった。


防空法が原因で孤児

もう一つの孤児になった原因として考えられるのが防空法と言う戦時中の法律です。

防空法とは、1937年、第二次世界大戦中に日本で制定された法律で、空襲による被害を防ぐため、国民に夜間の明かりを制限する灯火管制や防空訓練への参加を義務付けした法律です。

敵の戦闘機に見つからないように家から明かりが漏れないようにする事を義務付けしたのです。

その後1941年に法律が改正されると、「逃げるな、火を消せ」を原則とし、避難や消火活動への協力を強制しました。


当初は統制を目的とすることであったが、次第に国民の生命よりも戦争遂行を優先する内容に変貌し、多くの犠牲者を出した法律である。

1943年の改正では、防空を妨害する行為に対する死刑を含む厳しい罰則が規定されました。

国民を守ると言うより戦時下の統制強化と戦争遂行のための国民動員が主な目的だったのです。

政府やメディアにより「逃げるな」が徹底され、空襲で多くの市民が避難できず、家族もバラバラになり、生死も分からない状態になり被害が拡大しました。

この惨状の中で多くの子どもらが孤児になったのも事実である。

この法律は終戦後の1946年1月31日廃止されました。

少子化が叫ばれる現代、軍事拡大を強固に進めようとしている日本政府は、再び同じ過ちを犯すのではないか、その疑念は消せない状況になりつつある、そんな気がしてならない。