フジキ マメ科 落葉高木
別名=ヤマエンジュ 絶滅危惧種Ⅱ類
中部地方以西の山地に稀に自生する。
日本海側の分布は若狭湾までとされる。
樹高は10㍍以上になることがあり、フジに似た花をつけることからフジキの名がある。
幹は直立または、やや屈曲して枝を広げます。
よく似たものにユクノキがある。
開花期
5月から6月頃、枝先から複総状花序をだして、フジに似た白い花をたくさんのつける。
葉は互生し、長さ20 〜30cmの奇数羽状複葉で小葉は9〜13枚、小葉は長さ4cm程で全縁です。
冬芽が葉柄に包まれて見えない事が特徴の一つです。
果実
秋に長さ5〜9cm程の豆果が褐色に熟し、中に数個の種子があります。
生育環境
半日以上の日当たりがあり、水はけの良い場所に適しています。
風当たりが強い場所や潮風が当たるような場所は避けます。
庭木としての利用が少なく、また入手しにくい樹種です。
せん定
自然樹形を生かし、枝が混み合うときは枝抜きを行ない、伸び過ぎる枝は切り戻します。
繁殖は実生により殖やします。
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