焚書は序章に過ぎない!
本を焼く者は、やがて人間も焼くようになる。
ハインリヒ・ハイネが残した言葉である。
クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ·ハイネ(1797〜1856)
ドイツのロマン派を代表する詩人·ジャーナリスト
ハイネは若き日のマルクスと親交がり、その後の文学者で芥川龍之介や石川啄木にも敬愛された人物です。
ナチスドイツの焚書(ふんしょ)
ナチスドイツの焚書はドイツ国内の本の内の、ナチズムの思想に合わないとされる書物が、ナチスドイツによって儀式的に焼き払われた焚書である。
ハイネの言葉が現実になった焚書事件
1933年5月10日夜、ヒトラーが政権を握ったその年、ナチスに扇動された学生たちがベーベル広場に集まり、ドイツを代表する人たちの著作である多数の書物を投げ捨て火を放った。
この広場は大学図書館と隣接しており、そこからも多数の書籍が投げ捨てられた。
その数は2万5千冊とも言われている。
この焚書事件をきっかけにナチスの一方的な差別の極致として、ユダヤ人虐殺へと進んで行ったのである。
ハイネもユダヤ人。
哀しくも悲劇を予言したこの言葉が、今もベーベル広場の一角に刻まれている。
ハイネの言葉と言っても1933年に書かれたものではない。
一世紀以上も前の1820年当時、ヴァルトヴルグの祭典で書物が焼かれた時に記したものである。
100年もの時を超えて起きたことを見事に言い当ててしまっているのだ。
「アンネの日記」の著者として知られるユダヤ系ドイツ人のアンネ・フランクはナチスドイツのユダヤ人狩りによって、ドイツ北部のベルゲン、ベルゼン強制収容所に収監され、15歳と言う若さでこの世を去った事は、世界中に知られる事である。
✣アンネ・フランク関連ブログ
アンネのバラに込められた思い No,218
平和憲法の国=コスタリカ共和国
コスタリカ共和国は険しい熱帯雨林が広がる、中央アメリカ南部に位置する共和制国家で、軍隊を持たない平和憲法が世界2番目に制定された、地球幸福度指数の世界ランキング1位の国である。
1821年9月15日スペインから独立し、中南米連邦を経て1848年に完全な独立国となった。
1948年の内戦終結後、ホセ·フィゲーレス·フェレール大統領が軍隊の廃止を宣言し、1949年の新憲法で、常備軍が正式に廃止され、軍事費を教育や福祉に転換した。
軍隊を持たない平和国家となったコスタリカは、過去の軍事的介入への反省と安定した民主的伝統から、独自の平和路線を歩み今年で72年(2021年時点)
アメリカと比較して国家予算も資源も少ないコスタリカの人たちだが、アメリカ人よりもはるかに満足度が高く長寿である。
国全体に民主主義や持続可能性の考え方や、フェアトレード思想というものが深く根づいている。
学校教育でも連帯や平和の価値を教えることに力を注いでいる。
ラテンアメリカの中でも最も協同組合が多いのもコスタリカである。
他の国の農業は、スペインからの独立以降も大地主制が主流であるが、コスタリカは個々に独立した小規模農家が協同組合を作り、大規模農家と市場で競争できるモデルを構築してきた。
また、環境先進国であり、国土の3分の1が自然保護区として守られている。
その中には世界でも有数の豊かな生態系が見られる。
グアナカステ保全地域はコスタリカの世界遺産で、牧場や私有地を森に再生したりして、国が自然保護を積極的に進めてきた特別な場所である。
現状の日本ではとても真似のできない事だと思う。
平和憲法を持ちながら、言ってる内容は先進国とも言えない日本。
唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約の先頭にも立てない日本。
コスタリカは平和憲法の下、核兵器禁止条約の先頭に立ち、世界的な行動を起こした本物の平和主義国家である。
同じ平和憲法を持つ国でもここまで違いがある事は、情けないと言う他ありません。
日本の憲法はアメリカに押し付けられたとする嘘で国民を欺き、暗黒社会に再び引きずり込もうとしているのが日本の政権党(特に自民党)である。
自由民主党はアメリカの意向により創られた政党と言える。
自民党は結党時から党是として憲法改正を掲げている政党であり、アメリカの起こす戦争に参戦できるように憲法改正を狙っていることが明らかになってきている。
平和憲法に逆行した自民党政権が続く限り、コスタリカの様な平和国家には到底なり得ません。




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