緑のお医者の徒然植物記

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2018/11/17

観葉植物の管理(12月~1月) No,44

観葉植物の管理


観葉植物のほとんどが、亜熱帯のものなのでこの時期は一番苦手な季節です。


しかし、一部の樹種を除いて日光を好みますから、レースのカーテン越しのような薄日が、半日は当たるような場所に置きたいものです。




越冬に必要な最低気温を保つとともに、日中と夜間の温度差が10℃以上にならないように注意しましょう。


温度差が激しいと、樹勢を弱める原因になります。


また、エアコンなどの暖房器具の風が当たる場所での保管も禁物です。

熱帯、亜熱帯産の観葉植物は、18℃以上の温度が保てない限り植え替えや繁殖などは一切行えません。


鉢は室内の暖所に置き、十分に日光が当たるようにして管理します。

その際、一定方向に日が当たり、樹形がバランスを崩さないように、鉢を回転させるようにします。

また、複数の鉢を管理する場合は、日照時間の不公平が起きないように、部屋の模様替え模様替えも兼ねてそれぞれの鉢の置き位置を変えていくようにしたいものです。

水やり、肥料

鉢花と同様、回転を控えめにしてやや乾燥気味にします。

鉢土の表面が乾いても、すぐには与えず一日経ってから能えるようにします。

◆大きな鉢の場合は、2日~3日おいてから与えるようにします。

水やりは暖かい午前中に行い、水が冷たい場合は30℃程度のぬるま湯にするなどの配慮が欲しいものです。


また、部屋が乾燥している場合は、水やりの時に、霧吹きなどで葉水を与えるようにします。

◉特に乾燥の激しい部屋では、加湿器などの導入も考えましょう。

冬期は活動を休んでいますので、乾燥よりも根腐れを起こしやすい過湿の方が危険です。

★肥料は基本的には必要ありません。

温室などで生育適温を保って管理している鉢の場合は、水やり、肥料とともに通常の活動期に準じます。