緑のお医者の徒然植物記

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月曜日, 11月 19, 2018

シェフレラホンコン(観葉植物) No,49

シェフレラホンコン


ウコギ(五加)科の観葉植物シェフレラホンコン
原産地=台湾、中国南部、熱帯アジアやオセアニア地方に分布。


◉シェフレラホンコンは、通常ホンコンカポック(和名)と、呼ばれています。

種類が150種ほどある常緑低木で、昔から日本では「カポック」の名で親しまている観葉植物です。


シェフレラの名前は、ドイツの植物学者の“ヨハン·ベーター·エルンスト·フォン·シェフラー”に因んで名付けられたとされる。



地植えにすると一年ほどで1m以上伸びるため、野生のものは10mを超えるほどの大きなものもある。


本来は直射日光で育てますが、半日陰でも育ち、繁殖も挿し木、とり木、根ぶせなどの方法や、株分けもできます。

寒さにも強く、冬の最低気温が5℃以上で越冬できます。





他の観葉植物類に比べて、低温でも十分に育てられます。

園芸店で売られているのは、苗から育てられた寄せ植え仕立てです。

沖縄方面では、庭木として育て、木化(もくか)した太い幹の鉢植え仕立てもあります。

細葉の在来種のほか、照葉のシェフレラ·アルボリコーラ(ホンコンカポック)、班入り葉種のシェフレラ·アルボリコーラ、バリエガータ(班入りホンコン)、シェフレラ、小型種のレナータなどが小鉢仕立てで楽しむことができます。


   「バリエガータ斑入ホンコン」


★冬は凍らない程度の室温を保ち、水は控え目にすることです。

◆春から夏にかけては、なるべく日の当たる場所に置き、水や肥料は多めにして、植え替えや枝の剪定や繁殖もこの時期にします。

茎が細い場合は、支柱などをして補強すると良いでしょう。

◉植え込み用土は、赤玉土と腐葉土か堆肥類を7対3ぐらいの割合で良く混ぜてから植え込みします。

4月から8月にかけて、月に1回程度粒状の化成肥料や液肥を与えます。

〇風通しの悪い室内に長く置くと、葉や茎にワタカイガラムシやアブラムシのつくことがあります。

★鉢の土の表面にオルトランの粒剤を大さじ1杯から2杯をまいて、この上から水をかけます。

根から吸い上げられた薬が、植物全体に行き渡り、害虫類を退治できます。






シュフレラホンコンは、花を咲かせるまでに20年以上かかると言われるほど、とても希少な花です。

花はとても小さく、咲くとすぐに落ちてしまうので、花を見ることができる期間はとても短い。

花が咲いている姿がタコ🐙を逆立ちにしたように見えることから、海外では「オクトパスツリー」とも呼ばれている。









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