緑のお医者の徒然植物記

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火曜日, 11月 27, 2018

キャラボク(伽羅木) No,59


キャラボク イチイ科「 伽羅木」

イチイの変種


日本海側の深山や高山に生え、高さは三メートルほどになる。

幹の下部は地面を横にはって先端は、立ち上がり枝や葉を密生する。





◆樹皮は赤褐色だが、老木になると写真のように凄まじい光景となる。

枯れ木のようにみえるが、先端は青々とした葉をつけている。

また、樹芯(幹の先端)が自然に枯れて白骨化したものをジンとよびます。

盆栽で言うと、木質部が白骨化しているものをシャリ幹またはサバ幹と呼ぶ。


★通常、幹は傷がないものを最も良いとされており丸幹と呼ばれている。

一方、幹の傷を利用して観賞の価値を高めるものもあります。




◆花は春に咲き、雄花は淡黄色、雌花は緑色。果実は赤く熟す。
花期は9月から10月。


「キャラボク苔玉」

◉キャラボクの苔玉。
挿し木からこの状態までは、約一年になる。

生長は、かなり遅い。

風通しが悪いとカイガラムシがつきやすい。


★鉢植えにしたもので、約一年経過したもの。









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