緑のお医者の徒然植物記

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木曜日, 12月 13, 2018

#バラの原種のお話(2) NO.83

①現代バラの主要系統に関わってきた野性種

◉ロサ.ガリカ(R.gallica)

ヨーロッパで紀元前から栽培されている最も基本となる野性種。

ヨーロッパ中西部から西アジア開発銀行にかけて分布している。

ロサ.ダマスセナの品種の親としての存在です。


                     「ロサ·ガリカ」

◉この種を基に数多くの品種がヨーロッパで育成されました。

いわゆるオールドローズの1品種(ガリカ系統)です。

種名のガリカはフランス地域の古い呼び名で「ガリア」から由来している。

その事から本種は、フレンチローズと呼ばれます。

◆変種のオフィシナリス(R.gallica .var .officinalis)は「薬剤師のバラ」
(Apothecary's Rose)と呼ばれ、13世紀から18世紀にパリの南郊外プロヴァンで香料用に生産されていた。

★本種には、白の絞り斑(しぼりふ)の入る品種でバーシカラー(R.gallica   f.versicolor)もある。


          (ロサ.ガリカ.バーシカラー)






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