緑のお医者の徒然植物記

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金曜日, 12月 14, 2018

#バラの原種のお話(7) NO.88

◉現代バラの主要系統に関わった野性種⑥

ロサ.ルキアエ(R.luciae) 和名:テリハノイバラ

本州、四国、九州、朝鮮、中国に分布します。

日当たりのよい所を好み、海岸、河原、山地て生育し葉ひ光沢があり「照る」事から、このような和名がつけられています。


(ロサ.ルキアエ)

★茎が長く伸長し、匍匐(ほふく)することが特徴です。

このような形質がツルバラの基になっています。

長くロサ.ウィクライアナ(R.wichuraiana)の学名が用いられていました。

最近、日本の植物学者により、学名の根拠となる植物標本(タイプ標本=学名をつける際に命名の基になる標本のこと)が確認され、ロサ.ルキアエを用いることとなっています。








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