緑のお医者の徒然植物記

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土曜日, 12月 29, 2018

悪木に陰せず (ことわざ) NO.104

悪木(あくぼく)に陰(かげ)せず


文字通り解釈すると「どんなに疲れていようと、悪い木の下では休まない」ですが、言い換えれば、高潔な志を持っている者はいかに苦しい状況でも不正などせず、汚れたものには近寄らないという意味である。

同様のことわざに「悪木盗泉」「渇しても盗泉の水を飲まず」等がある。

✿悪木(あくぼく)盗泉とは、どんなに困窮しても、僅かな悪事にも手を染めないことで悪木とは役に立たない木または、悪臭のある木の意味です。

✿褐(かっ)しても盗泉の水は飲まずとは、どんなに困っていても、不正には手を出さないことの例えで、不正でなくてもそれに通じる可能性のあるものを避けるという意味もある。


盗泉(とうせん)とは

山東省泗水(しすい)県にある泉の名で、孔子(儒教の祖、春秋魯の人)はこの名を忌み嫌ってその土地に泊らず、また現地の水も口にしなかったとい伝えられています。


古代中国にはこのように高い志を表明したことわざが多い、それは、それだけ当時の政治が腐敗を極めていたということだろう。




真心の花を咲かせて欲しい









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