緑のお医者の徒然植物記

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火曜日, 12月 04, 2018

目的別、用途別、土の基本ブレンド(1)  NO.69

園芸で使用する石灰には、主に消石灰、苦土石灰の2つのタイプがある。

酸性の土をアルカリ性にする力が強いのは、①消石灰②苦土石灰の順で、消石灰を土に混ぜた場合は植物の植え付けは3~4週間後に行います。

◉鉢やプランターで植物を栽培する場合は、安全性が高く混ぜ込んですぐに植物を植え付けられる苦土石灰が適しています。

尚、「苦土」はマグネシウム「石灰」はカルシウムを意味します。

扱う時は、必ず手袋を着用し、目や口に入らないようにしましょう。

基本的な土のブレンド

赤玉土小粒6、腐葉土4、元肥、苦土石灰

寄せ植えの土

寄せ植えは、複数の株を密植することが多いので、鉢土が乾きやすくなります。

保水性を高めると水持ちが良すぎて、植物が密に植わっている分、蒸れて徒長しやすくなります。

そこで、水やりの回数は増えますが、軽石を混ぜてできるだけ乾きやすい土にします。


基本ブレンドで赤玉土小粒を使用した場合は、同じく軽石も小粒にして粒の大きさをそろえます。


肥料が効きすぎると、草姿が乱れやすくなるので、入れる元肥は規定量の三分の二程度にします。



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