緑のお医者の徒然植物記

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2018/12/26

シマサルナシ(島猿梨)  NO.101

シマサルナシ マタタビ科サルナシ属


果実はキウイフルーツの原種に近く、長さ四センチほどで無毛。

熟すと甘くて美味しい。

キウイフルーツ同様、樹上では熟さない。

自然落下すると地上で自然熟成する。

子どもの頃、よく拾って食べたものです。




◉海岸付近の林に生える植物として、紹介されていることがあるが、山間の小河沿いにも群生している。

ツル植物で東アジアを中心に20種ほどある。

地方によって、呼び名も違う、子どもの頃「コッポ」と呼んでいた。





        (サルナシ 猿梨)

類似種で「サルナシ」がある。

別名コクワ、シラクチヅル

果実はほぼ球形で緑色

何度か霜が降りると表面がシワシワになり、甘く柔らかい果実になる。

山地に生えるツル植物で木や岩などに植えられる。

絡んでジャングル状の藪(やぶ)を作る。

ツルはかなり太くなり、丈夫なため縄代わりに使われていました。

果実は熟す頃に黄色く色づき、花は初夏に下向きに咲きます。

シマサルナシ同様、キウイフルーツに似ています。

果期は10月〜11月